【初心者必見】洗車のやり方、洗車機と手洗い洗車の違いを徹底解説!
「新しい車を買ったけど、洗車機は良くないって聞いた…」
「洗車したいけど、傷はつけたくない…」
「手洗い洗車したいけど、やり方も必要な道具も分からない…」
そんな疑問や悩みはありませんか?
ハッキリ言うと洗車の正しい知識が無ければ、車は傷ついていきます。
できることなら、最後までピカピカの状態を保ちたいですよね?
そこで!この記事では、愛車に長く綺麗に乗ってもらえるように洗車について
初心者でもわかるように徹底的に解説していきます。
目次
1.なぜ、洗車が必要なのか
2.洗車機と手洗い洗車の違い
3.手洗い洗車に必要な道具
4.手洗い洗車の手順
5.洗車時の注意点
6.まとめ
1.なぜ洗車は必要なのか
結論から言うと、洗車をしないと、車の寿命が短くなります。
では、なぜ洗車をしないだけで車の寿命が短くなるのかを3つに分けて説明していきます。
塗装面の劣化、色あせ
車の塗装の劣化の原因は、花粉や黄砂、鉄粉、虫の死骸、鳥のフンなど様々です。
それらの汚れを放置すると塗装面が傷み、劣化、色褪せていく進行速度が早くなります。
ボディにサビが広がり腐食
塗装面の劣化を放置し続けると、やがてサビが発生します。
発生したサビは進行を続け、次第に腐食して走行に支障をもたらします。
ガラスの視界不良
車はただ走っているだけでも他の排気ガス、砂埃、花粉、黄砂で汚れていきます。
これらによりガラスに油膜やシミがつくことで視界が悪くなっていき、衝突被害軽減ブレーキの作動にも悪影響がある可能性があります。
2.洗車機と手洗い洗車の違い
1.なぜ洗車は必要なのか で洗車の重要さをお伝えしました。
しかし、一言で洗車と言っても洗車機を使い洗う方法と手洗い洗車の2つがあります。
そこで、それぞれのメリット・デメリットをまとめました。
メリット | デメリット | |
手洗い洗車 | 傷がつかない
細かなところまでキレイにできる 車の状態を確認できる 愛着がわく |
時間がかかる
手間がかかる 洗車道具が必要 スペースが必要 |
洗車機 | 短時間で済む
手間がかからない 洗車道具を揃える必要がない |
傷がつきやすい
細かなところはキレイにならない 拭き上げは自分でやる必要がある 並んでいると待ち時間がある |
大きく違うのは手間と時間、傷のつきやすさと細部までキレイになるか。
手洗い洗車では初期費用はかかるが、一度道具を揃えればコストはほとんどかからない。
どちらにも良さがあるので、上手く使い分けていきましょう!
3.洗車に必要な道具
洗車をしたくても道具がなければ何もできません。
では、洗車をするにはどんな道具が必要になるのでしょうか?
ここでは洗車をするのに最低限必要な道具を紹介していきます。
・カーシャンプー
水だけでは落ちづらい汚れを落としやすくし、スポンジの摩擦を減らすことで傷がつきづらくなります。
カーシャンプーにも種類があり、アルカリ性、中性、酸性とありますが
基本的には中性のカーシャンプーを選びましょう。
・スポンジ
洗車用のスポンジは泡立ちが良さ、吸水性、柔らかさで選ぶことで傷がつきにくくなります。また、足回りなどはブレーキダストなどで汚れが溜まりやすいので、2つ用意して使い分けることをおすすめします。
・バケツ
バケツはカーシャンプーの泡立て、スポンジを洗うために必要です。
容量は、小さいと手間になるので5L以上の容量を選びましょう。折りたたみ式のバケツや、踏み台にもなるバケツもおすすめです。
・拭き上げ用クロス
拭き上げにはマイクロファイバークロスをおすすめします。
吸水性が高く、傷がつきにくく、洗い残しの汚れもキレイにしてくれます。
間違っても普段使っているタオルなどは使わないように!
おすすめの洗車道具はこちら
4.手洗い洗車の手順
「何となく洗車してたけど正しいやり方なんてあるの?」
「これから洗車を始めたいけど手順が分からない….」
大丈夫です!理想の洗車の手順をわかりやすく5つのSTEPで説明していきます。
STEP: 1 足回りから洗う
足回りを洗う場合は、汚れが溜まりやすく時間がかかるのでボディと分けて洗う必要があります。時間がかかり乾いてしまうとシミになるので要注意です。
最初に水洗いして表面の砂やホコリを落とします。
カーシャンプーをバケツで泡立てて、スポンジで洗っていきます。
泡立てるコツとしては、バケツにカーシャンプーを適量入れて、そこに空気を入れるように勢いよく水を入れると泡立ちがよくなります。
スポンジの入らないところは洗車用ブラシがおすすめです
STEP:2 水洗い
まず先にワイパーを立てておき、ルーフから下の方へと順番に水で洗っていきます。できるだけ強めの水圧で洗いましょう。理由は表面に付着した砂やホコリが残ったままだと、次のカーシャンプーで洗う時に傷になってしまうからです。水洗いにはボディの温度を下げる役割もあるのでしっかり行いましょう。
STEP:3 カーシャンプーで洗っていく
カーシャンプーで作った泡をスポンジにとり、上から下へボディを優しく洗っていきます。
洗う際は、力を入れないこと、一方向に洗うことで傷がつきにくくなります。
STEP:4 水で洗い流す
カーシャンプーが残らないようにしっかり洗い流します。
STEP:5 拭き上げ
洗い流したら先ほどと同様に、クロスで上から順番に一方向へ水滴を拭き取っていきます。
ドア、トランク、給油口などの隙間にも水滴が残るので開けてから拭き取りましょう。
残った水滴が乾いてしまうとシミの原因となってしまうので素早く拭き上げることが重要です。
5.洗車時の注意点
洗車は車を長くキレイに乗るために必要不可欠ですが、洗車する時に覚えておいて欲しい注意点があります。
晴れた日の洗車には要注意!
気持ちのいい晴れの日に「今日は洗車日和だな」と思ったことはありませんか?
それは…..間違いです!
日差しの強い日はボディが高温になり、水分が蒸発しやすくなります。拭き上げる前に水分が蒸発するとシミになってしまい、頑固なシミになると簡単には落ちなくなります。
なので、ベストな洗車日和は曇りと言えます。
虫の死骸、鳥のフンは放置厳禁!
夏場の夜の運転では虫の死骸がついてしまうことも。虫の体液にはリン酸という腐食性のある物質が含まれているため、放置すると塗装面を侵食しシミになってしまう可能性があります。そして、一番気をつけなければいけないのが鳥のフンです!
鳥のフンは強い酸性で夏場などボディーが高温になる時期には、早くて2〜3時間で浸食が始まります。とにかく時間との戦いになります。すぐに洗車できない場合はウェットティッシュなどで除去してください。時間が経って固くなっている場合は、無理に剥がさず水や、ぬるま湯で柔らかくしてから除去しましょう。
黄砂、花粉は水洗いが大事!
黄砂や花粉の時期に洗車することが増えると思いますが、注意しないと傷の原因になります。洗車の手順STEP:2でも説明した通り水洗いでしっかり黄砂、花粉を落とすことが重要です。高圧洗浄機があれば良いですがなるべく強い水圧で流しましょう。
洗車のやりすぎに注意!
理想の洗車頻度は最低で月に1回。使用状況や保管場所でも異なりますが、車の汚れが目立つようになれば洗車しましょう。ただ、洗車のやりすぎには注意してください。
過度な洗車は傷の原因となる他、コーティングしている車はコーティングの寿命を短くしてしまう可能性があります。
6.まとめ
車を長くキレイな状態で乗るために、洗車は欠かせません。
手洗い洗車と洗車機それぞれのメリットを活かして適切な頻度で洗車をしましょう。
洗車にやり方 5STEP
STEP:1 足回りから洗う
STEP:2 水洗い
STEP:3 カーシャンプーで洗っていく
STEP:4 水で洗い流す
STEP:5 拭き上げ
洗車の注意点
・晴れた日の洗車には要注意!
・虫の死骸、鳥のフンは放置厳禁!
・黄砂、花粉は水洗いが大事!
・洗車のやりすぎに注意!
この記事では洗車初心者でもわかりやすいように洗車のやり方、必要なもの、注意点などをお伝えしました。愛車をキレイに保てるよう参考にしてみてください。
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